ザ･コール 緊急通報指令室

L.A.の「911（日本の110番）緊急通報センター」のベテラン・オペレーターであるジョーダンは、命を救うため、一般市民が抱える問題に電話越しに指示を出す仕事に就いていた。しかし、ある少女からの通報が悲劇的な結末に終わってしまったことで、ジョーダンは悲嘆に暮れ、自分の人生を見直すため、一線を退く決意をする。 半年後、研修生たちに通報センターを案内していたジョーダンは、偶然、少女ケイシーからの電話を耳にする。ケイシーはシリアル・キラーに誘拐され、車のトランクから命からがら911に電話をかけてきたのだ。ケイシーをさらった人間が、半年前の事件の犯人であると確信したジョーダンは決意する。それは今までに経験したことがない手段で、ケイシーを助けること。ケイシーからの電話の《声》だけを頼りに、ジョーダンは、少女のため、そして自分のために、持てる全ての能力を駆使して事件に挑むのだが…。